ゆっこ先生紀行…香港の長い夜編【2】
午後3時の飛行機に乗り損ね、
そのあとの午後4時の飛行機に振り替えてもらった2人。
しかし、まだチェックインも済ませていないというのに、
時計をみるとすでに3時半前です。
午後4時の飛行機も危うくなってきました…。
しかも各地で混乱が起こっているのか、
キャセイのカウンターは長い列ができています…。
ゆっこ先生「うーん、列が動かない…」
朝刊フジ「だめだ、間に合わない…」
ゆっこ先生「あ!!すいませーん、すいませーーん!!」
落ち込む朝刊フジを尻目に、
ゆっこ先生は歩いていたキャセイの職員さんを捕まえて、
直談判に入りました。さすが!

ネットにあったキャセイのイメージ写真
朝刊フジたちの状況を知ったキャセイの職員さん、
みるみる顔色が変わり…
ビジネスクラス用のカウンターで対応してくれました。
職員さん「…うーん、やっぱりもう無理ですね」
ゆっこ先生「そ、そこをなんとか!」
職員さん「だって、いまもう搭乗が始まっていますからね」
朝刊フジ「なんとか!お願いします!」
職員さん「…分かりました、急いでください。入国審査は申し出てくださいね、優先的に進めますので」
渋い顔の職員さんに無理矢理トランクを預け、
搭乗券とパスポートを受け取り、
2人は広い広い香港国際空港を走りました。
入国審査を済ませ、免税店を横目で通り過ぎ、
搭乗口行きの空港内専用の電車に乗り…
それにしても広い、やっぱり間に合わないかも…
空港内専用の電車から降り、
長いエスカレーターをバッグを抱えて駆け上ります。
広場に出ると、遠くに2人の飛行機が出る搭乗ゲートが…
ゆっこ先生「着いたーーーー!」
朝刊フジ「もう、もうダメだと思ったーーー!」
ゆっこ先生「あそこに職員さんがいるおーーー!」
…が、どこまでもツイていない2人…
ゆっこ先生「あ、あの、この便に乗るものですが」
キャセイの職員「…無理ですね」
朝刊フジ「ちょ、ちょっと、ま、マジですか!?」
キャセイの職員「お2人がみえないので、もうすでに搭乗は締め切りました」
ゆっこ先生「ちょ、ちょっと、それは困ります!」
キャセイの職員「でも何度もお名前をお呼びしました。もう無理です」
な、なんていうことでしょう…
朝刊フジ「で、でも、トランクを預けていますし…」
キャセイの職員「はい、2個ですね。先ほど降ろしました」
ゆっこ先生「じゃあ、じゃあどうすれば…」
キャセイの職員「もう一度入国審査を通って、トランクを受け取って、チェックインカウンターで手続きしてください」
朝刊フジ「振り出しに戻ったーーーー」
ゆっこ先生「…………」

途方に暮れるのもつかの間、
次の便の時間を確認するゆっこ先生
そして、落ち着いて周りをよく見てみると、
毛布にくるまって床で寝ている人がたくさん…

あっちにも…

こっちにも…
どうやら、台風で飛行機が遅れまくっているようで、
すでに空港内は混乱が起き始めていました…
キャセイの職員「本当に申し訳ないのですが、今日の状況でお2人をお待ちすることはできませんでした」
朝刊フジ「ううう…」
ゆっこ先生「厳しいかな…」
もう一度、香港への入国審査をして到着ロビーへ向かい、
ベルトコンベアーから出てくるトランクを悲しく待った2人。
パスポートには、入国審査のスタンプが3つも…。

最初の入国とマカオからの入国、そしてこの再入国…
これがいい思い出になるまでには、
もう少し時間が必要だったのです…
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